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落書き感覚で描ける褒められアート・型を使って自分で作る塗り絵「ピーコックぬりえ曼荼羅」

●出来上がったことで得たこと

●出来上がったことで得たこと

点描曼荼羅を描くことから「こうなったらいいな^^」を繰り返すうちに完成したピーコックぬりえ曼荼羅。

この作品をFacebookに載せたら、ふだん交流のない方からもたくさん「いいね!」をいただきました

 

また「これ、すごい!!」「すごくいい!!」「素敵!!」と沢山ご感想をいただいたんですね。

これがとても嬉しかったんです。

 

ふだん褒めてもらうことがない私にとって褒めてもらえることというのはこんなにも嬉しくて、気持ちの良いものなんだ~と知ることができました。

 

これをいろんな方に描いてもらえたら嬉しいな~と思って、これをご覧いただいて「簡単に描けたんですよ~」とお話するようになりました。

そこから、講座にしよう!と思う出会いがありました。

「曼荼羅、描いてみたいけど難しそうで描けないですよ~」と。

この一声から「よし!誰でも描けるように講座を作ろう!!」と思って講座を作ることにしました。

 

それからというもの、描きやすくするために工夫をたくさん重ねてきました

どうやったら、素敵に見えるんだろう??

そんなことを考えて、教材作りに取り組んできました。

そこで気付いたのが「基礎の形を作って、パターン・柄を系統化させる」ということでした。

これに気付いてからは描く時間も短縮できるようになってきました^^

 

●色を愉しみたい!

●色を愉しみたい!

だんだんと自分の好きなものが分かってきて、どんどん曼荼羅を描くのが楽しくなってきました。

白だけで表現するものだったら、ほかの方がもう既にやっているだろうな~って思いました。

 

私はもともとビーズアクセサリーの作家であり講師なので色を使うことが大好き♪

こんな落ち着いたビーズでさえ、いくつもの色を使うんですね^^

…これを別の色にして、もっと自由に表現できたらどんなに楽しいだろう♪と思って描いたのがこちらでした↓

私にとって、はじめてのピーコックぬりえ曼荼羅の作品が仕上がった瞬間でした^^

●点描曼荼羅との違い(模様)

●点描曼荼羅との違い(模様)

ピーコックぬりえ曼荼羅と点描曼荼羅の違いは「柄」入れの方法が違うということです。

通常の点描曼荼羅は模様を点で表現されるようです。

私が学ばせていただいた点描曼荼羅はこちら↓のタイプでした。

色を塗るのも全て点なんですね。

グラデーションも点!!!

気が遠くなるくらいたくさんの点を打ちます…

 

↑の講座に進む前に自分で描くようになったのはこんな感じのものでした。

点々のグラデーションを入れつつ、模様も少し取り入れる。

これを描いていたら「もっと柄を楽しみたい^^」と思えるようになってきました。

 

点だけでは表現しにくいことや、もっとすいすい落書きみたく楽しみたい!そんな気持ちが湧きおこってきたので描いたのがこちら↓

点だけではなく、好きな模様を描く方が私は楽しかったので自分が向いているのはこんな模様入りのものだろうな~と思って模様入りの曼荼羅を描くようになってきました。

 

●点描曼荼羅との違い(ガイド線)

●点描曼荼羅との違い(ガイド線)

点描曼荼羅なら聞いたり、目にしたりしたことがあるかもしれませんね^^

はじめて「ピーコックぬりえ曼荼羅」と耳にされた方は「??」と感じると思います…

なので、ピーコックぬりえ曼荼羅についてお話させていただきますね。

まずは点描曼荼羅との違いを。

 

黒地の紙に描く点描曼荼羅は見ているだけで癒される美しい作品です。

通常の点描曼荼羅はこのような作品です。

点描曼荼羅

分割のガイドを使って線を引いて、コンパスを使って高さのガイドを描くことからスタートします。

その後、各ガイド線の交点を使いながらフリーハンドで枠線を引く…という描き方をするのが一般的な点描曼荼羅です。

 

集中して、交点を目指して線を引くもののこんなことが起こります…

*幅がずれる

*隣と形が異なってしまう

同じように描きたいのにフリーハンドで描くと難しい…

…といった悩みがありました。

そこで考えたのが「型を使って描いたらどうだろう?」と。

パステル曼荼羅では使われている「型」だもの、ペンで描くものにだって使えるだろう♪と思って「型」を使うようにしてみました。

型を使うようになったら「ちゃんと描けない~」というストレスから解放されました^^

 

アートは自由。枠なんていりません。

型を使ってはいけない…なんてルールはいらない!と思ったので私は自分の「描きやすくしたい」ということを叶えられる「型を使う」というものを採用しました。

 

型を使えばどんな人だって「なぞれば描ける」から^^

 

そんなことからスタートしたのがピーコックぬりえ曼荼羅です。